阪神梅田本店新アート・ギャラリーオープン記念 ー青空を想ってー 村上 裕二 日本画展
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12月17日(水)〜12月30日(火)
<最終日は午後5時まで>
8階 ART Gallery
新しい「ART Gallery」オープニング企画
『ハローカルチャー』は、これまで若い現代アーティストやイラストデザイナーの作品、ポップカルチャーなど従来のアート作品にとらわれず様ざまなジャンルの“アート”をご紹介してまいりました。今回、場所を移設して新しく『ART Gallery(アート・ギャラリー)』として再スタートいたします。 そのオープニング企画として、日本画界の異端児とも呼ばれ、若くして日本美術院同人に推挙されたことでも知られている日本画家 村上裕二氏の個展を開催いたします。氏の作品は、写生に依拠した風景画や人物画から、ファンタジーやメルヘンといった空想世界、さらにはウルトラマンやゴジラといった幼い頃に親しんだ特撮の世界を日本画で描くなど、伝統的な技巧に裏打ちされた作域の広さを見せています。今展では、新作をはじめとした作品を新しいギャラリーで一堂に展示販売いたします。ぜひ、ご高覧ください。
作品紹介
「赤不二に龍声」
4,180,000円(税込)
技法 :日本画
サイズ:S12号
「月下の風華」
3,630,000円(税込)
技法 :日本画
サイズ:S10号
「青龍の息」
2,420,000円(税込)
技法 :日本画
サイズ:S6号
龍を描くのが好きで沢山創作してきた。実物がいるかいないか分からない存在だからこそ、画力が試される。龍の「型」を意識し過ぎない様に心掛けた。息を「ふーっ」と吐く龍図。「空」の主だから青にして、今回の展覧会のイメージに入れ込んでみた。
「ミャーゴの空へ」
2,200,000円(税込)
技法 :日本画
サイズ:F6号
ぼくの絵に時々入り込んでくる猫。風景を描く時など、いつの間にか画面に登場している。人間社会で自由に動き回る事を許されているニャンコ達。翼を描き、さらなる自由のキャラクターを演出してみた。
作家プロフィール
村上 裕二(むらかみ ゆうじ)
(撮影:タケミアートフォトス)
1964年 東京都板橋区生まれ。
1987年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。
1992年 同大学院美術研究科博士後期課程満期退学、平山郁夫氏に師事する。
1989年『再興第74回院展』に「岩間の水」が初入選を果たす。
1997年『再興第82回院展』出品作「朝」、1999年『再興第84回院展』出品作の「市」が日本美術院賞(大観賞)を受賞。
2000年 日本美術院同人に推挙される。
2008年 出家。比叡山延暦寺などで約2年間仏門で修行を行う。