LOVE!PORTLAND
1人目 橋本安奈さん(ソトコト編集部)

2016.11.2 更新
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世界の注目が集まる街、ポートランド。
もちろん、日本にもポートランドファンはたくさんいます。

多くの人を惹きつけるポートランドの魅力を探るため、
ポートランドLOVEな方々に共通の質問を投げかけました。

第1回に登場いただくのは、ソトコト編集部の橋本安奈さんです。

『ソトコト』は、新しいライフスタイルを紹介する月刊誌として、
ポートランドにまつわる記事も数多く発信しています。



橋本安奈
1992年岡山県生まれ。早稲田大学文化構想学部卒。在学中に編集やライティングを学び、その活動中に『ソトコト』と出逢い編集部でアルバイトを体験。2015年秋から都市計画を学ぶために米・オレゴン州ポートランドに留学。期間中、ポートランド市開発局にインターンシップし、同市のまちづくりや日本の自治体へのノウハウ提供プロジェクトにも参加。その時の学びは、まちづくりサイト『AIA(エリア・イノベーション・アライアンス)』に寄稿されている。帰国後、株式会社木楽舎に入社し『ソトコト』編集部に配属となり、日本各地のソーシャルな現場を追いかけている。



― 橋本さんが考える「ポートランドの魅力」を教えてください。

「ひと言で言えば、反骨精神ですね。さまざまな優れたまちづくりの背景には、自分の生活は自分でつくるというオレゴン人の精神にあると感じます。

歴史をさかのぼれば、西部開拓時代、一攫千金を狙う人たちが西海岸のカリフォルニアを目指しました。その一方、緑豊かな土地を求めた人たちは、西海岸を北上して、現在のオレゴン州ポートランドにたどり着きます。

自ら開拓した土地は自分のものになるという時代ですから、彼らはDIY精神に満ちた人たちと言ってもいい。実際、早くも70年代には既存の高速道路の撤去を決定しました。もちろん、アメリカ初の試みでした。

まちづくりを決して他人事にはせず、自分たちの意志を表明して、選び取っていくポートランドの人たちがいちばんの魅力ですね」


― 今、ポートランドに行くとしたら、まずは何を見ますか。

「数多くのNPOが活動しているのもポートランドの特徴ですが、特に「ノウ・ユア・シティ」というユニークな街のツアーを行ったり、マンガでオレゴンやポートランドの歴史を紹介しているNPOに興味を持っています。

ツアーガイドと街を巡って、そこで働いていた労働者の歴史に触れたり、ライブハウスやレコードショップ巡りをしながら、ポートランドの音楽についてのツアーも行っています。私は早稲田大学時代、ジャズ研でしたので(笑)。


ポートランド州立大学留学中もビッグバンドに参加。なお、ポートランドはジャズも盛んな街で、ポートランド州立大はエスペランサ・スポルディング(グラミーも受賞したジャズベーシスト)の出身校!

もうひとつ、ポートランドはZINE文化の根づいた街でもあるので、ZINEにまつわるショップを訪ねたいですね。お気に入りは、North Williams Avenueにある「MICROCOSM PUBLISHING」。

LGBTやクラフトビール、コーヒー、自転車に関する書籍やリトルプレスなども数多く出版する独立系出版社であり、素人作家の手作りZINEも取り揃えている面白いお店です。

これは学生時代の話ですが、私は作家の森見登美彦さんの小説をモチーフとした、京都についてのZINEをつくったりしていました。ZINE大好きなんです」


リトルプレスがずらりと並ぶ「MICROCOSM PUBLISHING」。店員さんはアナーキー感が漂うおもしろい方。


― 来春の「ポートランドフェア」では、『ソトコト』との共同企画の話も進んでいます。

「まだ決まってはいませんが、ミニ写真展を開催できればと相談しているところです。日本国内でも、ポートランドでの動きと共通した価値観でまちづくりを行っている地域があります。

ポートランド顔負けのかっこいいブリュワリーができた徳島の上勝町、ポートランドの建築家がまちづくりに関わる和歌山の有田川町…実際に『ソトコト』でも取材をして、記事を掲載してきましたので、そのアーカイブ写真を使った展示で、ポートランド=おしゃれでかっこいいだけじゃないことを伝えられたら。ポートランドで起こっていることは、日本のローカルでも起きはじめている同時代の動きなんです」




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2016.11.2 更新
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