9階 書画・骨董品売場 古忨堂 季節もの掛軸 のご案内

2018.5.14 更新
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こんにちは、9階 書画・骨董品売場の古忨堂(こがんどう)です。
若葉がより一層美しい季節となりました。
本日は、いまの季節にふさわしい 赤松雲嶺作「朝顔」
今尾景祥作 「青楓白鷺図」の掛軸をご紹介します。

赤松雲嶺作 
「朝顔」絹本 半切横物

夏の日の、まだ少し涼しい早朝の時間の空気を 朝顔という題材を通してこの作家は描いています。

夜の間に少し冷えた湿気を、夏の陽射しの強い光を、そして夏の暑さにも負けずに伸びる朝顔の生命力を、日本の夏を知る人ならこの絵から感じとれるでしょう。

絵寸法 縦28×横34cm  
全体の寸法 128×49cm 
162.000円

赤松雲嶺 あかまつ-うんれい

1892年(明治25年)大阪生まれの南画家。
明治32年、なんと7歳の頃から小山雲泉のもとで南画を学び、日本南宗画会などに出品していました。
雲泉没後は姫島竹外に師事し、大正4年、23歳の年の第9回文展に「渓山清趣」が初入選。
以後官展を中心に出品して、昭和5年には帝展無鑑査となります。
また大正12年日本南画院同人となり、自ら画塾墨雲社を主宰しました。

雲嶺が活躍し始めた大正期は、師の時代までの主流であった筆法で気韻を紙面に表す伝統的な南画表現から一歩進んだ【新南画】が流行した時代です。雲嶺は四条派の写実性と南画の気韻を高い次元で融合させた独自の山水や花鳥を得意とし、人気を博しました。
大阪府から東久邇宮へ献上の「金剛山の図」、秩父宮へ献上の「高槻名所の図」、
天皇神戸行幸の際衝立に揮毫の「玉堂富貴の図」、生駒宝山寺多宝塔壁画「八祖像」などが代表作として有名です。

今尾景祥作 
「青楓白鷺図」

この作家が大事にしたものは師父の今尾景年と同じく、『風格』ですが、景祥の季節の花鳥の絵を見ていると 、利休の茶の湯の心得「夏は涼しきよう、冬は暖かきよう」という言葉を思い出します。
この絵は、京都という土地で積み重ねられた日本画の凛とした様式美の中に、自然が垣間見せてくれる夏の季節だけの透明感や清涼感を見事に映し出しています。

絵寸法 縦140×横50m  
全体の寸法 231×64.5cm 
388.800円


今尾景祥

1902年(明治35年)京都生まれの画家。
日本画家今尾景年の養嗣子で、画法も養父・景年に学び、その影響を多分に受けた、風格のある正統派な画風です。代表作も松の絵が多く挙げられます。

団体には所属せず、個展を中心として出品し制作を続けていました。
南禅寺にて大衝立を描いたり、京都金戒光明寺の襖絵や金閣寺、銀閣寺、法然院など京都の各寺社へ大作を収め、皇室に献上した事も数回あることからも無所属ながら画壇からも画家としての力量を認められ、評価される存在だったことが分かります。

この他にも様々な作品を特別価格にて展示販売しております。
どうぞ9階 書画・骨董品売場 古忨堂へお越し下さいませ。

※表示価格は消費税を含んだ税込価格です。商品売り切れの節は、ご容赦くださいませ。
※記事に掲載されたイベント情報や商品は、掲載中または掲載後に売り切れ・価格変更・終了する場合がございますのでご了承ください。


2018.5.14 更新
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