時計技術者の必需品“キズミ”

2013.8.15 更新
mixiチェック
◎ 9階:時計修理工房


こんにちは。

私たちのような 時計修理に携わる人にとっての必須アイテム、“キズミ”。
みなさまには耳慣れない言葉ですよね?
時計用ルーペのことなんです。

ムーヴメントの修理や調整の時など、小さな部品を見るために必要な拡大レンズです。
画像1
一般の拡大鏡とは違った不思議な形をしています。
写真は私が普段使用しているものです。上側がレンズ面。
実はこれ、まぶたに押し当てて挟み込むようにして使います。すると両手が自由に使え、レンズを覗きながら作業ができるんですね。

レンズの倍率は、3倍~6倍くらいまで。形状もさまざまなものがありますが、私は普段、約2.5倍のものを使っています。

長時間、目に装着しているとレンズが曇ってしまうので、側面にたくさんの穴が開けられているんですよ。

画像2
長時間まぶたに挟んで使用していると非常に疲れるため、このような針金状のもので頭部に固定して使うことができます。

画像3
写真右の小さいレンズは、左のキズミに追加して取り付けることができます。
このタイプのキズミを使うと、さらに倍率が上がり、ムーヴメントの細部まで見ることができます。

画像4
メガネに装着できる便利なタイプもあるんですよ!


このキズミは、作業中は目に装着していますし、それ以外の時は 前述の針金をつけて首にかけています。
あまりにも身に着けていることが当たり前になっているので、仕事を終えて帰宅し、着替えるときまで首にぶら下がっていたこともあります(笑)

時計修理に欠かせない工具のひとつ、“キズミ”をご紹介いたしました。
ご来店の際には、スタッフの首もとにかかっている様子を きっと目にされると思いますよ。


※表示価格は消費税を含んだ税込価格です。商品売り切れの節は、ご容赦くださいませ。
※記事に掲載されたイベント情報や商品は、掲載中または掲載後に売り切れ・価格変更・終了する場合がございますのでご了承ください。


2013.8.15 更新
mixiチェック