腕時計の分解掃除ってどんな風にするの?

2012.12.23 更新
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◎9階:時計修理工房


こんにちは。

前回は「時計の分解掃除、なぜ必要??」というテーマでお話ししましたが、今回は分解掃除ではどんな作業をしているのか?を ウォッチラボ本社からリポートいたします。
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作業場の風景です。
技術者たちが黙々と作業しています。
このとなりには研磨室や洗浄室もあるんですよ。


では、さっそく作業にとりかかります!

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1. まずは時計のケースからムーヴメントを取り出します

分解する前の自動巻き式時計のムーヴメント。

文字盤と反対側から分解していきます。
自動巻き式時計の特徴、ローターが一番上にのっています。

小さな部品が組み合わさっていますね。専用のドライバーを使い、ひとつひとつネジをゆるめて部品を取り外していきます。

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2. 分解して部品を並べてみました

一番奥にクルンとながいのはゼンマイ。その他にもいろんな大きさの歯車や ネジ類など、たくさんの部品が使われているんです。

すべての部品に時計を正常に作動させるための役割があるので、部品を念入りにチェックして交換や調整が必要なものを見極めます。

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3. 洗浄前の部品

区分けされたカゴにいれて、しっかりと洗浄できるようにします。

古くなった油やホコリなどは結構落ちにくいんです。

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4. 部品専用の洗浄機

さきほどのカゴを洗浄機へ。
洗浄や超音波洗浄、すすぎなどを4段階に分けておこなうスグレモノです。

新しい油をさすためには、古い油を取り除かなければなりません。
また、ホコリや 部品の摩擦で出た鉄粉なども歯車の動きを悪くしてしまうので、徹底的にキレイにします。

分解から部品洗浄までの工程はこれで終了です。
つぎはいよいよ組立てです……が、本日はここまで!

次回は、組立てからテスト編です!!



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2012.12.23 更新
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