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SPECIAL CONTENTS

ハイセンスなクリエイターたちの
「私らしいクリスマスのカタチ」

My X’mas Pieces!

  • 03

    もふもふに癒される!
    羊毛フェルトアートの世界

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    羊毛フェルトアーティスト nekkoさん

    見るも癒し♡触るも癒し♡みんな大好き“もふもふ”な世界に包まれて、気分もフワフワ舞い上がりそうなクリスマスを過ごしたい方必見!羊毛フェルトアーティストのnekkoさんに、羊毛フェルトアートの魅力やもふもふオーナメントの作り方を伺いました。

PROFILE

2010年より羊毛フェルトアーティストとして活動。さまざまな生活シーンになじむ彩度控えめの作品と世界観に定評があり、各種イベントに引っ張りだこ。地元・高槻にて毎月行われるワークショップはHP(http://nekkonoco.com/)から申し込み可。趣味は山登り。大阪府出身。

「もふもふ」「かわいい」を
兼ね備えた
羊毛フェルトアートの魅力って?

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ふわふわの羊毛を使って作られるフェルトアートは、素材そのものにも完成した作品にも温かみがあるのが特徴。ただそこに置いてあるだけでほっこりした気分になれるので、冬場は特に人気が高まります。
作り手としての羊毛フェルトアート最大の魅力は、とにかく自由度が高いこと。形やサイズを思い通りにできるのはもちろん、何度でもやり直しがきくので失敗を恐れなくてもいいし、異なる色の原毛を混ぜ合わせて使うことで色やグラデーションも思いのままに調整できるんです。
デザインも、本物そっくりにリアルに作ることもできるし、イラスト調にデフォルメして作ることもできる。私は主にイラスト調の生き物の作品を作ることが多いのですが、目元や口元など、小さなパーツの配置を少し変えるだけで表情も雰囲気も全く変わってくるので、同じモチーフをいくつ作っても飽きません。

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個展に向けて作品作りを始めると、細かなディテールまで完璧に自分好みに仕上げよう! と熱が入るので、一つの作品を仕上げるのに実質1週間以上かかることもあります。でも、その夢中になっている時間もまた楽しいんですよ。それに、自分が楽しみながら作ったものは、完成した後も不思議と反応がいいんです。
また、ニードル(羊毛フェルト専用の針)と羊毛さえあればどこでもできるので、ちょっとした時間を利用して気軽に作ることができるのも魅力。私はいつも、新幹線での移動中にも作品を作っていて、座席でチクチク針を刺しています。動きも小さくて目立たないので、周囲から「何してるの?」と不審がられることもありません(笑)。

クリスマスにぴったりな
オーナメントを作ってみよう!

羊毛フェルトアートはクリスマスの飾りつけにもぴったり!まん丸のボールをいくつも作ってオーナメントにすれば、それだけでかわいいクリスマスツリーができあがります。

How to

  • 1

    準備するものは、好きな色のカラーフェルト、芯地用の羊毛フェルト、そしてニードル(針)。さらに、土台になるスポンジがあればベスト! 指を刺す心配も減らせます。

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  • 2

    まず、土台となる部分を作ります。この芯となるフェルトを空気を抜くようにギュッと丸め、巻き終わり部分がほどけないよう指で押さえながら針を中心部に向かってまっすぐ深く刺しては抜いて…を繰り返し、奥まできっちり固めていきます。同じところばかり刺しているとそこだけが固くなって凹んでしまうので、あらゆる方向からまんべんなく刺すのがポイント。

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  • 3

    次に、好きな色のフェルトで芯をくるみ、針で刺して圧縮します。このとき、土台はすでに固まっているので、表面を浅く刺す程度でOK。土台にぴったりくっつくよう軽く引っ張りながら刺すときれいに仕上がります。1色で仕上げてもいいし、2~3色をつぎ足しながら作ってもかわいいですよ。

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  • 4

    まん丸になったら、吊るすためのヒモを通して完成です。さらに刺繍をするなら、糸始末した部分に再度カラーフェルトを重ねて針を刺して。こうすれば玉留め部分も目立ちません。

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もっといろんな形のオーナメントが作りたい! という方は、布に好みの図案を写し、その形にフェルトを置いて刺すフェルト刺繍もおすすめ。フェルトを圧縮し終わったらモチーフを切り取ってヒモをつけるだけなので、ジンジャーマンやトナカイなど、いろんな形のものを作ってみてくださいね。

羊毛フェルトアーティスト
nekkoさんの
「私らしいクリスマス」

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クリスマスは街のいたるところが飾り付けられてきれいだし、年に一度の特別感がある華やかなイベント。
私自身、昔からクリスマスが好きで、自宅では毎年、天井に届くほどの大きなツリーを11月から飾っていました。オーナメントは、決まって母の手作り。
ある年はベルやリボンをモチーフにしたパッチワーク、ある年は発泡スチロールをいろんな色柄の布で包んでリボンをかけ、プレゼントに見立てたもの…と、その年によってテーマや色が違うのも楽しみでしたね。

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家ではネコを飼っているので、格好のおもちゃにされてしまう羊毛フェルト作品を自宅に飾ることはほとんどないのですが、飾るとしたら玄関やドアがおすすめです。家の入口は人目に触れる機会が多いし、自分が出入りするときにもふと視界に入るので、リースやツリーの形のフェルトアートを飾っておけば自然とクリスマスへ気分を高めることもできます。
私を含め、仕事をしているとクリスマスを普段と同じ平日として過ごす人も多いと思いますが、小さなオーナメントを一つ飾るだけでも、ささやかな自分だけのクリスマスを楽しむことができるもの。そのちょっとした特別感を味わうのにも、羊毛フェルトアートはおすすめですよ。

ふわふわの感触と丸みのあるフォルム。見た目のかわいらしさはもちろん、作っている最中からその手触りに癒される羊毛フェルトアート。一見難易度が高そうに思いがちですが、実は手芸初心者でも気軽に始められるんですね。もし失敗しても何度でも作り直せるので、まずは簡単なボールのオーナメント作りから挑戦を。完成した作品をツリーや壁に飾って、彩りのあるクリスマスを楽しんでくださいね。

Check!

nekkoさん
イベント出展予定

2018年12月5日(水)→11日(火)
「もふもふに囲まれるしあわせ」
阪神本店7階イベントスペース ステージ7
詳細はこちら

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  • 01

    パリジェンヌに学ぶ
    「私らしいクリスマス」の
    見つけ方

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    アーティスト イザベル・ボワノさん

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  • 02

    フラワーアレンジメントで
    幸せな空間の贈り物を

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    フローリスト 井ノ口明日香さん

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  • 03

    もふもふに癒される!
    羊毛フェルトアートの世界

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    羊毛フェルトアーティスト nekkoさん

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  • 04

    ファインダー越しに見る
    阪神百貨店のクリスマス

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    カメラマン 木村華子さん

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