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紙の本、電子の本

電子書籍がもっと増えたら良いのにな、と思う。
全てが電子書籍に取って代わればいいと思っている訳ではなくて、どの本も紙にしますか?電子にしますか?と聞いてくれたら最高だ。

旅行中に夫の電子書籍リーダーが羨ましくなって、異国のプールサイドで即注文した私の電子書籍リーダーには、まだ少ししか本が入っていない。
本当のことを言うと、読書家ではないのだ。
なのに何故電子書籍を熱望するかと言うと、それは物を減らせるから。

リビングには横5列のボックスが縦3段つまれた格子状の棚。
その内4箱が書籍用。
引っ越しや年末などのタイミングで本を整理して増えないようにしているので、今は7割程度のつまり具合だ。

紙の方が良い本がある。
雑誌は気になる特集からページ順を無視して行ったり来たりしながら読む事が多いので、きままに手でパラパラとめくる方が良い。

写真を眺めたいような本も断然紙だ。
お菓子の作り方、料理のレシピ、植物や貝、コーヒーに関する本など。
紙の質感も含めて眺めているのが楽しい本は手元に置いておきたい。

つまり紙の本は「めくる」が最大の魅力なのかな、と思う。

紙の本ばかり讃えてしまったので、電子書籍の良いところも。
省スペース。
場所を取らないのはもちろん「見えない」というのも良いところだと思う。
本棚がリビングにあるので、漫画の背表紙がずらーっと並んでいるのは避けたい。
この場合電子書籍リーダーの中に収まってくれるなら問題なしだ。

試しに重さを計ってみたら、電子書籍リーダー159g、文庫本133g、スマートフォン137gだった。
電子書籍なら1つで何冊分も持ち歩けるのだから旅行にはもってこい。
スマートフォンと比べても、画面が液晶ではないので目が疲れにくいというメリットがある。

紙の本と電子書籍、両方のメリットを活かしたハイブリッド本棚。
これからも自分基準で上手に振り分けていきたい。

「ゆるりおうちぐらし」
紙の本、電子の本

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