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ほかほか温活

「冬のうめいち女子フェス」のセミナーを受けてきた。
テーマは美容・健康・モチベーションアップなど、女性が興味を持ちそうなものばかりが日替わりで登場する。
時間は30分程度、予約なしの当日先着順というのも気軽に参加できるポイントだ。

5つのテーマの中から選んだのは、厚生省認定食生活アドバイザーで看護師の牧香奈子さんの「免疫力を高めカラダ温める7つの食材」。
年中冷えているという感覚はないものの、寒い時期に一度冷えるとなかなか元に戻らず、手足がキンキンに冷えてなかなか寝付けない日があったりする。
あれがなくなれば良いな、と思ったのだ。

牧さんによると、体温を0.5℃上げれば病気は減る!
私自身平熱が35℃台なので、これは本当に他人事ではない。
ストレス、血液循環が悪い、低体温など冷えのしくみは色々あるものの、どれも現代人が容易に陥りやすい状況。
日々の習慣で少しずつ解消して基礎から健康な体を手に入れたい。

牧さんに教わった「体を温める7つの食材」
・ご飯
・漢方食材
・しょうが
・ハーブ
・赤身のお肉
・きのこ、根菜類
・調味料

それぞれ食材の例や簡単に取り入れる方法をざっと紹介していただいた。
100%は目指さず、できるものからすぐに取り入れてみることにした。

ちょっと気になって帰ってから詳しく調べてみたのがしょうがのこと。
しょうがには血管を拡張してからだを温めてくれる効果がある。
主な成分として、ジンゲロールとショウガオール。
牧さんおすすめが「ショウガオール」の方だった。
ショウガオールの温め効果は胃腸を内側から刺激して血流を高めることによって体の内側に熱を作り出すのだそうだ。
体のなかからほっかほか、だからショウガオールがおすすめという訳か。
ショウガオールはジンゲロールに熱を加えたり乾燥させたりすることによりできる成分だそうで、日々取りやすそうな乾燥しょうがを作ってみた。

天日干しすること一日。
こんなに小さく!
小瓶に保存して、紅茶やスープにぽいっと入れて飲んでいる。

牧さんはとにかく毎日何かきのこを!とおっしゃっていた。
ローカロリー、食物繊維豊富、体を温める、一年中値段が変わらない、とてもとても優秀な食材だ。
この日は舞茸をごま油で焼き付けて塩をふったシンプルな調理で。
食卓が淋しい時のもう一品にもうってつけ。

最後に質問の時間があったので、毎朝飲んでいるコーヒーについて聞いてみた。
牧さんはとても申し訳なさそうに答えて下さった。
「コーヒーや紅茶は体を冷やす作用があるんです・・・」
朝一の飲み物はその日一日を左右してしまうので、まず白湯を飲むと良いそうだ。
コーヒー絶ちは難しいので、朝はまずお湯を沸かし、朝食の前に白湯。
これでいこうと思う。

教わった体を温める食材の他に、リラックスタイムを1分でも多くとってストレス解消、ながらスクワットで筋力アップ、冷たいものを止めて常温以上にする、首がつく部分の保温など、ちょっとした温活のポイントもおさらい。
どれも一朝一夕に効き目がでるようなものではないので、それが日常になるように少しずつシフトできたら良いな、と思う。

「ゆるりおうちぐらし」
ほかほか温活

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