お茶を愉しむ
素敵な女性にお茶の淹れ方を習った。
教えて下さったのは Needle to Leaf の日本茶インストラクター近藤純子さん。
さっぱりとして柔らかい物腰の大人の女性だ。
素敵な女性のすることは真似したくなるのが乙女心。
お話を聞く集中力も自然と高まる。
「お茶は飲んでみないと分からないので」
と近藤さん。
お店には6人ほど座れるカウンターがあり、常時試飲ができるとのこと。
ただ飲むだけでなく、お茶の淹れ方も教えてもらえる。
お茶の種類を色々と試すだけでなく、ブレンドのアイディア、茶器のこと、お菓子のことなど盛りだくさん。
次々に出てくるアイテムでテーブルは大混雑。
試飲のレベルを超える満足度だ。
帰ってさっそく習った通りにお茶を淹れてみる。
ポット→湯冷まし（ガラス軽量カップ）→急須→湯呑み→茶葉を入れた急須
と沸騰したお湯を移していく。
一回移す毎に10℃冷めるそうだから、最後に急須へ戻すお湯は60℃くらい。
茶葉は近藤さんおすすめ、少し多めの3gで濃く深く。
お湯に入れて1分ほど。
急須をのぞいてみて、深緑の茶葉が全体的に黄緑に変わったら頃合い。
少し高めのお湯で二煎目、三煎目。
茶器を色々揃えるのも楽しいだろうけれど、家にあるもので充分代用できる。
個人的には計量カップを湯冷ましに使うとお湯の量が計れるのでとても良かった。
昨日まで飲んでいたのと同じ茶葉とは思えないふくよかなお茶だ。
誰かに淹れてあげたい。
誰かに淹れ方を教えてあげたい。
そんなほっこりした気分になる。
あまりにも盛りだくさんだった近藤さんのお茶講座、応用編はまた来週。
「ゆるりおうちぐらし」
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