ゆるりおうちぐらし

リサの猫


今日のおやつはきなこ棒。
食べたら材料が想像できるようなおやつは良いなぁ。
味がじわじわ来て、心にもじわじわ来る。

美味しいけどとても地味なこういうおやつには柄物のお皿がよく合うと思う。
家の中はシンプルに!をモットーとする我が家では珍しく顔のある絵柄。

物がたくさんあっても、一見散らかした感じでも、全体としてお洒落な感じになっている部屋に憧れた時期もあった。
でもそれにはセンスが必要だと思ったので早々に諦め、今はシンプルを心がけている。
といってもいわゆるミニマリストみたいなのはすっきり過ぎて落ち着かないので、ほどほどな感じで、ゆるく。

キャラクターもの(顔のあるもの)禁止。
家具や家電は置き場所を確保してから買う。
色味や素材が今の部屋に馴染む物を買う。
…そんな感じの大雑把なルールで。

だからリサ・ラーソンのお皿は特別。
猫だけど、可愛らし過ぎないし、色も単色で落ち着いてるし、茶色のマグカップとも合いそうだし…
と売り場でかなりの自問自答をした上で決めた。
あの時の判断は間違っていなかったようで、大活躍している。


家の中で例外の「顔物」を探してみると、夫作の小さな埴輪、蜂蜜のくま…


鉄製ふくろうのブックエンド、今年のお正月に引いただるまみくじ。

場合によっては例外も認められる程度のルール、というのが我が家には合っている。
ただし、ルールから外れる時は熟考、そして熟考。

石田幸子

Writer 石田 幸子

アクセサリー作家。 夫と三毛猫ミケランジェロの3人暮らし。シンプルで心地良い暮らしを心がけている。家でのんびり、旅でものんびり。猫、睡眠、お茶の時間が至福の時間。エコな母を見て育ったために、MOTTAINAIを減らそう!がテーマ。

表示価格は、ホームページ掲載時の消費税率による税込価格です。