ゆるりおうちぐらし

大切に使える傘

6月に入って、そろそろ梅雨かな、という時期。
調べてみたら平年の梅雨入りは近畿地方で6月7日ごろ、梅雨明けは7月21日ごろ。
一ヶ月以上雨との駆け引きをしなければいけないと思うと少し憂鬱になる。
洗濯は今日すべきか?まとまらない髪をどうしようか?どの靴を履いていこうか?
そして、「今日は傘を持って行くべきか?」

数年前、WEB系エンジニアの夫に依頼してスマートフォンアプリを作ってもらった。
雨の予報が出たら「雨に歌えば」の曲を流して知らせてくれるというとてもシンプルなアプリ。
以来、私は雨に歌えばを聴いたら傘を持って行く。

こんなアプリを作ったのには理由がある。
それはビニール傘のゴミが大量に出ている事を知ったから。
日本の年間傘消費量は約1億3000万本、その9割がビニール傘だそう。
安くてお洒落でもなんでもない傘には愛着もなく、すぐゴミになってしまう。
それは悲しいな…。
だから自分好みの素敵な傘を持って大切に使いたい。

私の傘は2本。
大きなチェック柄と竹の持ち手が私の心をわしづかみにした晴雨兼用の傘。
そして、折りたたみ傘。

これは折りたたみ傘の中でもびっくりするくらい細くて軽い。
初めて持った時はちょっと感動した。
降るかな、降らないかな、という日はとりあえず鞄に放り込む。

小さいくせに広げると意外と大きいので、ちゃんと雨をしのげる。
本当に細くて軽いので、梅雨の間はメインで使っている鞄に入れっぱなしにしておこうかな。

傘のゴミを増やさないように、愛着をもって長く使える素敵傘と折りたたみ傘をたくさんの人に持ってほしい。
MOTTAINAIが少しでも減りますように。

Writer 石田 幸子

アクセサリー作家。 夫と三毛猫ミケランジェロの3人暮らし。 シンプルで心地良い暮らしを心がけている。 家でのんびり、旅でものんびり。 猫、睡眠、お茶の時間が至福の時間。 エコな母を見て育ったために、MOTTAINAIを減らそう!がテーマ。

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