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ワタシへの贈りもの

<VOL.40>
毎年12月になったら、この1年、がんばったジブンに
贈りものをすることにしている。

贈りもののアイテム選びには、自分なりの決め事があり、
必要とするものや服とかバッグ、靴の類いは「贈りもの」ではなく、
「買うもの」チームに入るので当てはまらない。

この贈りものは、なくても困らない、趣味嗜好に偏ったものでなければイケナイ。
ある時は時計、眼鏡、いつの日か旅先でグビグビするシルバーのスキットル、
事典サイズの分厚い食の本や海外のレシピ本、骨董の酒器や使途不明な調理道具、
入手困難系のお酒などなど。

今年も気づけば はや12月。
何にしようかなぁ~?と思っている時に、出合ってしまったのである。
今月 百貨店で開催されていた北欧フェアで!
ヴィンテージのバターケース!!

と、贈りもの第二弾、大好きなシングルモルト、グレンドロナック18年も!

バターを愛するあまり、以前からバターケースの蒐集をしていて、
海外へ行ったら必ず覗くアンティークショップや食器屋で、
まずはバターケースを探してしまう。

これは、ノルウェー FIGGJOのヴィンテージバターケース。
北欧の食器には様々なバターケースがあるが、
これは、その味わい深い絵柄に惚れたものである。

漁業がさかんなノルウェーらしく、
漁師のようなおじさんがのんびり釣りをしている風景が描かれている。
幼稚園時代に持っていたお弁当箱のような形も、とてもとても気に入ったもの。

早速、このバターケースに似合うバターをゲットした。

ここで、なぜ贈りものNO.2としてグレンドロナックの登場なのかというと、
クラッカーにバターを挟んで、シングルモルトと味わうのが、
私が一番好きなバターの食し方だからだ。

フランス産発酵バターは、ミルキーな香り、まろやかな口どけ、ほのかな塩味…。
これを分厚く切って、ワッフルを極限まで薄くしたように焼き上げた、
繊細なクラッカーに挟み、パリパリとやる。

そして、グレンドロナックをコピリとやって、うっとり。
「あ~、一年間お疲れさま、ワタシ様~!」と雄叫びを上げてしまう。

シングルモルト好きとなって久しいが、東ハイランドの
グレンドロナック(ゲール語で「黒いちごの谷」の意)はお気に入りの一つ。
18年はオロロソシェリー樽100%。
トフィーやダークチェリーにシェリー香、
煮込んだフルーツのような甘みとスパイシーさのある味わい。
しかし、後口はドライでキレがよく、複雑で長い余韻が心に残る。

干し柿をアテに飲むのも好きなので、大きなあんぽ柿をお供に。

この干し柿、酔い覚ましに効果があるといわれているので、
これさえあれば、飲みながらも安心のおつまみだと、
酒好き者の解釈で、大いにグラスを重ねられる。

オマケの贈りもの―
ほっこり癒してくれる雪だるまクンのスノードームに、
食べるのがもったいないスノーマンクッキー。

あ~あ、この雪だるま好き、止められない…。

バターケースコレクション(一部)―
(上)モロッコ マラケシュで買ったもの。小さい方はスパイス用にも。
(下)プラハのアンティークショップで超一目惚れ。

today's item


シングルモルト グレンドロナック18年(700ml)13,176円 ◎地下1階:和洋酒売場


グランフェルマージュ A.O.C.ドウミセル有塩(250g)1,944円 ◎地下1階:洋のうまいもん紀行


ファインクラッカー ナチュラル(100g)486円 ◎地下1階:「チーズハウス」


山梨県産 大粒あんぽ柿(1パック)540円 ◎地下1階:「フルーツキングミズノ」

「おなかいっぱい、シアワセいっぱい」
ワタシへの贈りもの

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