おなかいっぱい、シアワセいっぱい

VOL.18「ジブンにご褒美、赤福アイスの時間」


仕事のヤマが過ぎたら、がんばったジブンへのご褒美スイーツとして、最近そそくさと作っているのが赤福抹茶アイス。伊勢の赤福本店の夏の味わい「赤福氷」に思いを馳せて味わっている。抹茶蜜をたっぷりかけたかき氷の中から、あんと餅が現れるアレである。

ショリショリの抹茶氷の代わりにまろやかな抹茶アイス。これが結構 赤福餅によく合う。ほの甘い赤福餅のあんと餅の風味が生きるよう、抹茶アイスは こってりタイプではなく、お茶の風味が効いているシンプルな方が相性がよい。


夏土用の時期、暑気払いに あんをまとった「土用餅」を食べるのが大好き。昔からお伊勢参りの旅人を癒してきた赤福餅なればこそ、ご利益があるように思える。

KITANOTOMOKO

Writer 北野智子

フードディレクター。唎酒師。
食べものとお酒を愛し、1日中食べ続けていたいほど食い意地が張っている。
日本の旬、歳時記、食の歴史・謂れなど食文化に興味が尽きない。
尊敬する人は、江戸時代の風俗・事物の書『守貞漫稿』の著者・喜多川守貞。
ほか愛するものはイタリアの食文化、食の本(蔵書は1000冊以上)、器やキッチンツールほか、雑貨&ステーショナリー(ともに食関連が特に)、旅、世界のBARなど。世界中のお酒を飲んでみたい。

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