地元のモノづくりにも注目を!
『good choice marche』が同時開催|ポートランドフェア2017
2017.4.12 更新
『ポートランドフェア』が開催される4月26日(水)~5月2日(火)、同じ8階催場では『good choice marche』と題したイベントが同時開催されます。 昨年に続いて3回目の開催となるこのマルシェ企画は、集まった若手作家や産地メーカーとその場で対話をしながら、モノづくりの現場や商品に出会えるというもの。ポートランドのモノづくりに負けず劣らず熱気のある、地元のモノづくりに出会える絶好の機会です。 『good choice marche』を企画するのは、イベントユニット「モノをツクルというコト」の3人。今回は、ご自身でファッションブランド「RBTXCO」を運営する東哲平さんにお話を伺いました。 ![]() 「モノをツクルというコト」、左が東さん。 ―さまざまなマルシェイベントが花盛りですが、東さんはどうしてご自身でマルシェを開催しようと思われたのでしょう。 ボクの本業は「洋服屋」です。洋服をつくる日常の中で、さまざまな背景に疑問をもつようになりました。生地はどのようにできているのか。糸はどのようにできているのか。そういった疑問を現場で確認するためにも、生地の産地や綿花を栽培している畑におもむいて、そこで、生産現場の思いやこだわりを見ることができました。 各地の生産現場を訪ねるイベントも開催していますが、来ていただける方は、まだまだほんのひと握り。もっと多くの人に現場の熱を知ってもらいたいという思いで、たくさんの方が来場しやすい百貨店でのマルシェを開催しはじめました。 ![]() 「RBTXCO」のブランドイメージ。 ―出品者はどのように集められましたか。 すてきな商品をつくっていることはもちろんですが、モノづくりの姿勢に共感できる方をひとりひとりお声がけして、お誘いしました。 ―なかなか一堂に集まることのなさそうな個性的なつくり手、メーカーが揃いましたね(出品者リストは下にまとめて掲載します)。他にマルシェとして特徴的なことはありますか。 このイベントは商品を売るだけではなく、その商品の背景にフォーカスをあてたイベントです。実際に会場でモノづくりをしていたり、ワークショップとして来場者の方も製作体験ができる機会を設けます。 ![]() ![]() 前回の『good choice marche』会場風景。 ―「ポートランドフェア」にも数多くのポートランドのつくり手、メーカーが集まっていますから、今回の催場では、日米のモノづくりをライブで知れることになりますね。ちなみに東さんはポートランドへのご興味は? もちろんありますよ。すごく小さなサイクルで経済を回しているイメージで、革財布をつくっている人のお客さんが近くのカフェの店長で、そのカフェで革財布のつくり手がご飯を食べているような。まさに生活と経済が同列にあるのかなと。それって関西のモノづくりの状況にも通じていると思います。 ![]() ―東さんは、関西のモノづくり現場の状況についてどう感じていますか。 あくまでボクの主観ですが、地方都市の大阪でモノを続けるクリエイター達にとって、モノづくりは生活の延長線上にあるように感じます。自分が過ごしたいと思う生活環境、日々の中からつくられる商品には、ポップで楽しげな空気が漂っていて、見ているだけでも楽しくなるような商品が多いですね。 『good choice marche』 4月26日(水)~5月2日(火) 阪神梅田本店 8階催場 *ポートランドフェアと同会場です 出店は………365cotton/花背WARA/16/nozomi ozaki/yuka ishikawa/Nouv./terihaeru/SHINTO TOWEL/hatsutoki/osakentaro/BANSAN/ennhüt/RBTXCO/2387/おかもとりんたろう/pielpie/WallRAG/IKU/chai cocco chuchu/cocora/proto(egg)product project/Mekongblue/山ぐるみ/KNOT YET!/ケイコロール/hirali/楽芸工房/金井悠/藤田美智/Clementine Sandner/京ちぢみ山城/つばめSpoonProject/KAMIGYO bowtie/KROSETTE/+R/ripa/Compute/marinco-maringo/アズママイコ/いっこの実/NOBUYA FUKE ![]() |