LOVE! PORTLAND
4人目 杉谷紗香さん(『cycle』編集長)|ポートランドフェア2017

2016.12.21 更新
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世界の注目が集まる街、ポートランド。
中でも、その独自の自転車文化に惹かれる人も少なくありません。

「LOVE!PORTLAND」4人目として登場いただくのは、大阪発の自転車情報紙『cycle』の編集長を務める杉谷紗香さんです。

『cycle』は、自転車を取り巻くニュースやカルチャーなど、さまざまな切り口から自転車の楽しさを発信しているタブロイド判のフリーペーパー。街で手に取ったことがあるよという方もきっといるはず。


杉谷紗香
2004年、京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科卒業。在学中に『キョウト自転車生活』の編集に関わったことをきっかけに、卒業後、株式会社ワークルームに入社。同社にて『京都自転車デイズ』、『大阪自転車ホリデー』などの書籍や企業媒体の編集・執筆に10年間携わる。2008年より自転車情報フリーペーパー『cycle』編集長。2015年に独立し、株式会社ピクニック社を設立。代表取締役を務める。著書に『神戸自転車ホリデー』(光村推古書院)。



―杉谷さんはポートランドを訪ねたことはありますか。

「昨年のゴールデンウィークに初めて行きました。自転車の街だということもありますけど、NYに留学していた友人が「めっちゃよかったから行ったほうがいいよ」ってオススメしてくれて。ちなみに、彼女には『cycle』でポートランドのレポート記事を書いてもらったことがあります」

―ウワサに聞いたリアルなポートランドの街、実際のところはどうでしたか。

「思っていたより町並みがきれいで、アメリカというよりはヨーロッパっぽい印象を受けました。道が広くて歩きやすくて、走っている車もそれほど多くないですし。自転車に関しては、2歳の子を連れて行ったのでたくさんは乗れませんでしたが、それでも子どもを前に乗せる”カーゴバイク”を借りて、とても楽しみました」


カーゴバイクは「Clever Cycles(クレバーサイクル)」で事前に予約してレンタル。

―ポートランドの自転車事情で気づいたことがあれば。

「よく言われることですけど、電車やバスといった公共交通機関に自転車を載せられるようになってるんですね。バスに自転車を載せたりしていると停車時間がちょっと長くなるけど、もちろん、みんなウェルカムな感じで」


前載せラックのある路線バスも。ラックには自分で載せる。

―日本だと舌打ちされかねない…。

「そこはとても自転車に寛容な街でしたね。ちなみに、子連れに対してもとても優しかったですよ。個人的にビールが大好きなので、かなりブリュワリー巡りをしましたけど、ほとんどの店で子連れでも平気でした。静かなレストランに入っても子ども用の椅子を用意してくれて、むしろ静かなテーブルに案内されました。子連れにもウェルカムな街ですね」


ブリューパブ「HUB Bikebar(ハブ バイクバー)」では、子ども用にぬりえとクレヨンを貸してくれたそう。

―大人というか、成熟した街なんですね。自転車の話をもう少し。

「自転車にまつわる環境はやっぱりよく整っています。街から山までもちょうどいい距離なので、日常的にトレーニングで走っている人も多くて、地元のレーシングチームも結構あります。そうそう、日本で知り合った現地の選手にもポートランドで再会して、いっしょにビールを飲んできました」

―何の選手ですか。

「2012年にシクロクロスというオフロードのレースが長野であって、そこに出場していた選手で、カッコイイ! とサインをもらったのがたまたまポートランドのレーシングチームの方だったんです。すごくかわいらしい人なんですけど、向こうで久しぶりに会ったら髪の毛がピンク色に。そういうエッジな感じもいいですよね。ポートランドには、自転車関係のメーカーやブランドも多いので、そういうつくり手の方もよく日本に来られてますよ」


ローラ選手とティナ選手に再会。ポートランドの「SPEEDVAGEN」というレーシングチームに所属している。

―もしも明日、ポートランドへ行けるとすれば何を見ますか。

「今年から「BIKETOWN」というシェアサイクルのプロジェクトがはじまって、私が行ったときよりも観光客でも自転車に乗りやすくなったみたいなので、それは試してみたいですね。子どもを乗せて自転車で引っ張る"チャイルドトレーラー”も前に購入して持ってるんですけど、大阪ではなかなか使える道が少なくて…。そういったことも向こうで試せたらいいなと思います」


車道の自転車レーンに注目。車よりも前に自転車の停車ゾーンがあって安全。

―来春、阪神百貨店で「ポートランドフェア」が開催されます。どんなことを期待しますか。

「ポートランドに行ってみると、いろんなことに対して工夫して楽しんでいる印象を受けました。そんなエッセンスを大阪でも見つけることができたらいいですね。かっこいいブランドや商品も気になりますけど、「そんなやり方もあるんだ」というアイデアや精神に惹かれます」

―それこそがポートランドのキモかもしれませんね。

「そうですね。向こうで見たお店のディスプレイとか、やっぱりとても面白いものでしたから。たとえば、特に自転車と関係ない雑貨店でも、自転車のフレームだけをディスプレイして、雑貨的に扱っていたりとか。スーパーマーケットで、地元でつくった手づくりのリップが売られてたり。セレクトショップとかでなくても、地元のものを選ぶという感覚が日常に根づいているんですね。そうしたスタイルが少しでも日本に伝わって、定着すればいいなと思います」
 

ライフスタイル系セレクトショップで見かけたショーウィンドウ。


自転車ペダルでミキサーを回していたジューススタンド。いろんな意味でヘルシー!


実は、自転車よりもこっちが一番の目的!? ブリュワリー巡りをする中で、気に入って滞在中に2回訪れたという「Breakside Brewery(ブレイクサイド ブリュワリー)」。




トークショーを終えてのメッセージ
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2016.12.21 更新
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