9階 書画・骨董品売場 古忨堂 季節もの掛軸 のご案内

2018.9.7 更新
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こんにちは、9階 書画・骨董品売場の古忨堂(こがんどう)です。

本日は、これからの季節にふさわしい 渡辺祥益作「秋草双鶏図」
の掛軸をご紹介します。


渡辺祥益作 
「秋草双鶏図」
絵寸法 縦110×横40cm  
全体の寸法 195×55cm 
345.600円

本図は明治の終わり頃、おそらく当時とても斬新に描かれた名品です。

武蔵野に代表される秋草の茂る風景を 日本人は好んで描きました。
秋草とよく一緒に描かれる鶉も 万葉集の時代から多く歌にも詠まれ、大きな鳴き声が「ゴキッチョー(御吉兆)」と聞こえることから縁起が良いとされています。 そればかりか、古代エジプトからギリシャ神話・旧約聖書にもこの鳥は表れ、古代中国では鳳凰は鶉が変化した瑞鳥だ、という伝説まであり、時代や洋の東西を問わない吉祥の鳥です。
 

渡辺祥益【わたなべ しょうえき】嘉永元(1848)年 没年不詳

この古い大家は、戦前を代表する洋画家 小出楢重の、最初の師としての名が最も有名です。
[子供の頃 病弱で臥せっている時、床の掛軸を見て 『この先生に絵を習いたい』と薬屋であった父親に無理を言って、天満に住む祥益先生に絵を習いに行った]というくだりが楢重の随筆集にあり、祥益が手本を書いているのを『西洋人が、日本画家の筆先から生れる妙技に驚くのと同じ種類の驚きで眺めた』と師の異文化レベルの技量を思い出として語っています。本図も祥益の本領を見事に発揮した名品です。

大阪出身の四条派末期の画人の佳品を、この機会に是非お求めくださいませ。

この他にも様々な作品を特別価格にて展示販売しております。
どうぞ9階 書画・骨董品売場 古忨堂へお越し下さいませ。

※表示価格は消費税を含んだ税込価格です。商品売り切れの節は、ご容赦くださいませ。
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