9階 書画・骨董品売場 古忨堂 季節もの掛軸 のご案内

2017.7.19 更新
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こんにちは、9階 書画・骨董品売場の古忨堂(こがんどう)です。
本日は、池田 遙邨作「東山明月」北野 恒富作「月夜」
の掛軸をご紹介します。

池田 遙邨作 「東山明月」
絵寸法 縦35.5× 横7.5 cm
全体の寸法 縦147× 横27cm 
360,000円

池田 遙邨
いけだ ようそん
(1895年- 1988年)
倉敷市出身
紡績会社の技師であった父親の転勤に伴い大阪市に転居。
池田遥村は洋画を最初に学んで、わずか18歳で文展に入選した天才でした。
後に小野竹喬の影響で日本画に転向、竹内栖鳳の竹杖会に学んでさらに頭角を現しました。
何にでも興味をもって向かい合う遥村の姿勢は昭和10年代には当時既に日本画界の重鎮であり、
かつ、孤高の日本画家だった冨田渓仙の画風の影響を受けています。
この作品もその中に入るもので、京都東山の風景の中に大胆な外観の変更と省略がつかわれ、
日本画の世界にキュビズム的な、あるいはイラストレーション的な空気感を現すもののひとつです。

遥村はこのような短冊サイズの作品をよく描きましたが、そこには日々身近に感じた美しいものへの
感動を共有したいと思う遥村の心があらわれているようです。
1987年(昭和62年)文化勲章を受章

北野 恒富作 「月夜」
絵寸法 縦110× 横41.5cm  
全体の寸法 縦197× 横55cm 
150,000円

北野 恒富
きたの つねとみ
(1880年-1947年)
石川県金沢市出身
明治から昭和初期にかけての浮世絵師、日本画家、版画家。
17歳の時、画家を志して大阪に来る。
新聞の挿絵画家をスタートに、明治末には日本画家としての地位を確立。

挿絵や浮世絵で名を馳せた恒富は、風景画もよく描いております。
この作品は、ほぼ墨だけで夏の夜の風景を描き、山水画というのに恒富が描く
美人画のような退廃的な艶っぽさが出ています。
月明かりにおぼろに浮かび上がる樹形などをみると技巧派なのがわかりますが、デカダン(退廃的)な
雰囲気にみえるのは作家の個性なのでしょう。
氏が描く美人画とともに楽しみたい佳品です。

この他にも様々な作品を特別価格にて展示販売しております。
どうぞ9階 書画・骨董品売場 古忨堂へお越し下さいませ。

※表示価格は消費税を含んだ税込価格です。商品売り切れの節は、ご容赦くださいませ。
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2017.7.19 更新
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