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大人の新学期

甥っ子の小学校入学がもうすぐだと聞いて、入学式シーズンなのだと気付く。
そう言えば数日前に袴姿の女の子を見かけていたので、卒業式が一段落ついた頃なのかな。

「学期」という区切りは良いな、と大人になってから思う。
数ヶ月あれば何かに取り組んで、少し結果も見え始めるので、その辺りで少し休みをとってこれからの計画を立て直す。
程よい長さだ。
大人の区切りはお正月くらいだろうか。
私もお正月には毎年何かしら抱負を思い浮かべてみたりするものの、いかんせん寒い時期で、不精な私はつい縮こまって過ごしてしまうのだ。
だから今年は学期を意識して一年を送ってみよう。

最近ちょっと楽しかったこと。
豆苗の根を水に浸して再生栽培をすると、ぴょろりぴょろりと新芽が伸びてくる様子がとてもかわいい。
ミントのあまりは活けておいたら小さな根が出てきて、健気で、強くて、すっかり感心した。
鉢に植えてあげよう。

出店したイベントで一緒になった花屋さんでドライフラワーを購入。
それぞれの個性的な形を見ながら、植物は本当にすごいな、とあっちからこっちから眺めている。
そうか、私はささやかに自然を感じる事が好きなんだ。
そんな風に思ったので、一学期のテーマは「自然を感じる」に決定。
ミントの他にも数種類のハーブを植えて、ドライフラワーでアクセサリーを作る。

ご無沙汰している山歩きも再開しよう。

なんだか新学期が楽しみになってくる。
入学シーズンのキラキラした雰囲気を借りて、私も少し心とフットワーク軽くいけそうだ。

「ゆるりおうちぐらし」
大人の新学期

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