1.17を前に
2017年1回目の更新。
いつものんびり楽しい雰囲気で書いている「ゆるりおうちぐらし」も今回は少し気を引き締め直すような内容に。
1月17日は阪神・淡路大震災が起こった日。
私が経験した地震の中で一番大きな揺れではあったものの、当時住んでいた滋賀では、家族も家も無事だった。
朝起きて、ただただ唖然とテレビを観ていたあの日からもう22年になる。
私は大きな災害の当事者になったことがない。
けれど自然災害が絶えない日本にいるのだから、近々自分の身にも起こる。
それくらいの意識で準備をしておきたい。
我が家には以前なにかでいただいた非常時持ち出しバッグがある。
ただ私達家族向きではない気がしたので入れ替えをすることにした。
それほど大きくないショルダーバッグだから「とにかく危険が迫っている時にこれだけ引っ掴んで走っていくバッグ」と位置づけて中身を考えることにした。
一旦避難して1～2日じっと我慢する為のもの。
なかったら困る度合いの高いものからバッグに詰めていく。
まず頭に浮かんだのが薬や衛生用品のこと。
夫婦そろって頭痛とアレルギーもちなので、鎮痛剤とアレルギーの薬。
どんなケガをするか分からないので、絆創膏ではなくガーゼとテープ。
そして意外と忘れがちな生理用品。
ホコリがまうと思うのでマスク。
病気の予防と、気持ちを少しリフレッシュできるかもしれないので洗口液と歯ブラシ。
体を温めるカイロ。
何かと必要になるだろうタオルとウェットティッシュ。
基本的には健康な夫婦だから1～2日食べなくても大丈夫だと思い、口にする物は甘い物を少しだけ。
作業中に二次的な怪我をしないように手袋。
水を汲める丈夫なビニール袋とガムテープは元々キットについていたもので、緊急時バッグに必要かどうか検討中。
こうやって列挙していくと追加したいものがちらほら出てくる。
例えば山用ガスバーナー、簡易トイレ、ゴミ袋、濡れた時の着替え等々。
あと飼い猫のことも考えておかないといけない。
まだまだ備えが足りないなあ、と感じる。
それでも家族の事を考えながらオリジナルの持ち出しグッズを準備することはとても有意義だ。
1.17を機に見直しを進めていきたい。
