おなかいっぱい、シアワセいっぱい

VOL.14「お久しぶり~、ポン・デ・ケイジョちゃん」

2016/7/11更新

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ポン・デ・ケイジョは、ブラジルのチーズを混ぜたコロコロの小形パンで、「チーズパン」という意味。彼の地ではスナックとしても親しまれている。かわゆい形状とモチモチの食感がおいしい1~2口サイズ。モチモチの理由は、原料にタピオカ粉が入っているからで、食べ始めると一気に5~6個はいってしまう。

リオ・オリンピックにちなんで、街のそこここに顔を出している。過去にも何度かポン・デ・ケイジョにはスポットが当てられてきたが、今回はオリンピックという晴れ舞台の地のパンとして、なんとなく誇らし気な顔に見える。ふむ。

北野智子

Writer 北野智子

フードディレクター。唎酒師。
食べものとお酒を愛し、1日中食べ続けていたいほど食い意地が張っている。
日本の旬、歳時記、食の歴史・謂れなど食文化に興味が尽きない。
尊敬する人は、江戸時代の風俗・事物の書『守貞漫稿』の著者・喜多川守貞。
ほか愛するものはイタリアの食文化、食の本(蔵書は1000冊以上)、器やキッチンツールほか、雑貨&ステーショナリー(ともに食関連が特に)、旅、世界のBARなど。世界中のお酒を飲んでみたい。

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